骨粗しょう症|骨折リスクが高くなる病気

骨粗しょう症は、老化などが原因となって骨の量が減少し、鬆(す)が入ったように骨がスカスカになり、もろくなって骨折リスクが高くなってしまう疾患です。
40歳以上の骨粗しょう率は 腰の骨で男性3.4% 女性19.2%、足の付け根の骨で、男性12.4% 女性26.5%と報告され患者数は、わが国で1280万人と推定されています。
骨粗しょう症になると、背骨が体の重みでつぶれたり、背中が曲がったり、変形による圧迫骨折をきたしたり、ちょっとした転倒で骨折するといった事態を引き起こしがちになります。

この骨粗しょう症を少しでも減らしていくために、早期診断、早期治療が必要になってきます。治療は、お薬や注射など患者さんそれぞれにあわせた薬物治療が中心となります。

       

骨粗しょう症は女性に多い疾患です

骨粗しょう症は、高齢の女性を中心に、年々増加しています。
女性の場合、骨密度(骨量)を維持する働きのあるホルモン(エストロゲン)が、加齢や閉経に伴い分泌される量が少なくなるからです。そのため、閉経を迎える50歳前後から骨量は急激に減少し始めます。ですので、50歳になる前に一度は骨粗しょう症の精密検査を受けるよう、おススメめいたします。
一方では、偏食や極端なダイエット、喫煙や過度の飲酒なども骨粗しょう症の原因と考えられており、最近では高齢の女性だけでなく、若い女性の骨粗しょう症も問題視されています。

       

骨粗しょう症の検査

二重X線吸収法(DXA法)による骨密度検査

骨の強さを判定する際の重要な尺度の1つに“骨密度”があります。当院では骨密度測定装置(DXA法)を導入し、この検査機器による骨密度の測定を行っております。
二重X線吸収法(DXA法)は、骨に2種類のX線を当てて、骨を通過できなかったX線の量から骨密度を測定する方法で、信頼度が高いといわれています。
骨密度の測定は、手首やかかとの骨で行う方法もありますが、精度は低くなってしまいます。X線による被ばくも胸部レントゲン撮影の約6分の1という安全性と安心を実現。一部位約90秒、腰椎と大腿骨頚部の連続測定機能により、約5分で検査は終了します。

       

FAQ|骨密度検査に関するよくある質問

Q.骨密度検査を受ける上での注意点はありますか?

A.特にありませんが、金属類が付いていない服装で来院いただいた方が、スムーズに検査を受けていただけます。

       

Q.妊娠していても骨密度の検査を受けることはできますか?

A.受けることは出来ません。

 

Q.当日にお願いして検査を受けることはできますか?

A.来院された当日でも検査は可能ですが、診察の混雑具合によっては結果の説明が後日になることがあります。